地域の情報紙「にしうら」町内新聞掲載の俳句
地域の情報紙「にしうら」町内新聞・・住民自治は小さな政治の場 掲載の俳句です。
5月7日発行
春寒や病がちなる身の重さ 3丁目 波多野猛夫
ふるさとや妻を背負いてげんげ道 ロイヤル深草 芥川 昭寿
花のうず散りそめ流れ疎水行く 3丁目 内堀はるの
春泥を落とし忘れて行楽す 3丁目 波多野猛夫
桜東風光弾ける波かしら 西浦住宅 西脇 一江
六甲や粉雪まじりて弥生かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
暖冬の異変の風に花まよう 3丁目 内堀はるの
3月1日発行
雛飾る供える京の五色豆 西浦住宅 西脇一江
如月の奈良やバンビの晴れ姿 ロイヤル深草 芥川 昭寿
伊勢の春紅白梅に初音かな 3丁目 内堀はるの
1月1日発行
新 春 俳 句
カレンダー初夢杯のゴルフかな ロイヤル深草 芥川昭寿
肩に触れ華やぎ揺れる繭の玉 西浦住宅 西脇一江
虹でたと孫がかけ込む時雨かな 3丁目 波多野猛夫
除夜の鐘ひびきて新年亥年来る 3丁目 内堀はるの
12月1日発行
賀状書く机に忌中の文一通 3丁目 波多野猛夫
比良連邦湧きて去りゆく鰯雲 西浦住宅 西脇 一江
清涼寺釈迦も顔見世紅葉狩 ロイヤル深草 芥川 昭寿
手をとりて錦織りなす紅葉路 3丁目 内堀はるの
11月1日発行
落日のひととき白衣をピンクにす 3丁目 波多野猛夫
枯れてなほ蔓たくましく葡萄棚 西浦住宅 西脇 一江
紅葉や同期を誘う嵐山 ロイヤル深草 芥川 昭寿
木犀の香り散りそめ秋の暮 3丁目 内堀はるの
10月4日発行
子無き妻植木眺めつ地蔵盆 ロイヤル深草 芥川 昭寿
台風が来るか来ずして静かなり 3 丁 目 内堀はるの
いわし雲湖近き駅に降りたちて 西浦住宅 西脇 一江
9月1日発行
夏祭り老若男女も笑顔かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
蝉の声仰ぎて見れば竿の先 3 丁 目 内堀はるの
新茶の香七十路の会話よく弾み 西浦住宅 西脇 一江
8月1日発行
走り梅雨棹に水滴残しけり ロイヤル深草 芥川 昭寿
ま祇園つり老いも若きも雨の中 3 丁 目 内堀はるの
あの丘が安土城跡柳絮とぶ 3 丁 目 波多野猛夫
寂寮や裏に音なきたけの秋 西浦住宅 西脇 一江
(6月7日発行)
新緑や森林浴に精気あり ロイヤル深草 芥川 昭寿
蕗つみて見知らぬ私に岐阜の女 3 丁 目 内堀はるの
しんどいが四つ辻うどん目標に ロイヤル深草 濱本 武男
ほととぎすそはまだ知らず古希にして 3 丁 目 波多野猛夫
鯉のぼり畳みて吐す日の匂ひ 西浦住宅 西脇 一江
(5月7日発行)
葉桜や昔句会のありし寺 3丁目 波多野猛夫
遠く見て雲かと紛らす山桜 ロイヤル深草 芥川 昭寿
(4月7日発行)
弘前よいや角館と花談義 3丁目 波多野猛夫
春うらら歌仙生き生き小倉山 ロイヤル深草 芥川昭寿
遠嶺まで霞める古都の塔仰ぐ 西浦住宅 西脇一江
(2月9日発行)
紅白梅そっと笑み交う雪の中 3丁目 内堀はるの
山茶花や資料館をば飾りけり ロイヤル深草 芥川昭寿
初春の箱根駅伝風つなぐ 西浦住宅 西脇一江
(1月10日発行)
新 春 の 句
ワンちゃんの声に目ざめる初あがり 3丁目 内堀はるの
日本語で読む妻なりや初暦 ロイヤル深草 芥川昭寿
初句会京の干菓子の鶴と亀 西浦住宅 西脇一江
着ぶくれて通院の列動き行く 3丁目 波多野猛夫
12月2日発行)
枚方の義経飾る菊の技 ロイヤル深草 芥川 昭寿
読経の声もれ聞こえきて夕紅葉 3丁目 波多野猛夫
柿たわわ夕陽にさえる枝重し 3丁目 内堀はるの
湯上がりの顔のほてりや十三夜 西浦住宅 西脇一江
11月2日発行)
五十周年祝う同期のさわやかさ ロイヤル深草 芥川 昭寿
国宝の御輿に供えし瑞饋かな 3丁目 波多野猛夫
大原の深山の道に野菊笑む 3丁目 内堀はるの
冷されて葡萄の皿の露ぐもり 西浦住宅 西脇一江
10月5日発行)
梓川秋雨けぶる上高地 ロイヤル深草 芥川 昭寿
萩いまだ梨の木の宮静かなり 3丁目 波多野猛夫
中秋の名月高く金の毬 3丁目 内堀はるの
(9月1日発行)
湯煙や妻をいやして夏終わる ロイヤル深草 芥川 昭寿
葛切に香る吉野の杉の箸 西浦住宅 西脇 一江
青空に入道雲が光りおり 3丁目 内堀はるの
(8月1日発行)
東山遠く眺めて夏の雲 ロイヤル深草 芥川 昭寿
森林にせせらぐ音や蝉しぐれ 3丁目 内堀はるの
(7月1日発行)
鳥羽にいて妻に感謝の早苗月 ロイヤル深草 芥川 昭寿
猫の影疾く疾く逃げよ 西浦住宅 頼成 為重
あげは蝶つがいでとび交う梅雨はれま 3丁目 内堀はるの
鳳凰堂雨に鎮みし藤あかり 西浦住宅 西脇 一江
(6月1日発行)
鳥羽にいて妻に感謝の早苗月 ロイヤル深草 芥川 昭寿
里山に旬の香りや竹の秋 西浦住宅 頼成 為重
心和む母の日うれしカーネーション 3丁目 内堀はるの
(5月10日発行)
夕月や香りほのかに梨花白し 西浦住宅 頼成 為重
人知れずすそ野にゆれる糸桜 ロイヤル深草 芥川 昭寿
花の宴すぎし若葉の通り抜け 3丁目 内堀はるの
(4月1日発行)
雨ごとに瞼に優し春の山 西浦住宅 頼成 為重
春浅き閉校式の小学校 ロイヤル深草 芥川 昭寿
さざ波のかがやき残し鳥帰る 西浦住宅 西脇 一江
(12月3日発行)
上方や遠くに霞み草紅葉 ロイヤル深草 芥川 昭寿
葉かげから赤赤な顔してタカノツメ 3丁目 内堀 はるの
秋冷えや湯上がり足袋の揃へあり 西浦住宅 西脇 一江
秋惜しみ命惜しみつ古希の会 西浦住宅 頼成 為重
(11月2日発行)
もの思う人をいざなう雁渡し 西浦住宅 頼成 為重
グリーン上白きボールに赤とんぼ ロイヤル深草 芥川 昭寿
湯豆腐の小旗いざなう嵯峨暮色 西浦住宅 西脇 一江
鉢木犀の香り散る散る傘の上 3丁目 内堀 はるの
(10月8日発行)
ご先祖の墓参促す彼岸花 西浦住宅 頼成 為重
駅降りて京都盆地の秋暑し ロイヤル深草 芥川 昭寿
行く夏や水車ゆるりとそば処 西浦住宅 西脇 一江
鉢植えの風船葛かずしれず 3丁目 内堀 はるの
終戦日回顧を孫に語り継ぎ 西浦住宅 頼成 為重。
盆栽もさぞあつかろう極暑かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
ござの上親子で楽しむ地蔵盆 3丁目 内堀 はるの
原爆忌路面電車の軋む音 西浦住宅 西脇 一江
(8月1日発行)
本宮祭やみ夜に赤く大鳥居 3丁目 内堀 はるの
トマト好き妻と味わう夕べかな ロイヤル深草 芥川 昭寿
瀬田川の風ゆたかなる夏柳 西浦住宅 西脇 一江
老骨や一合余る富士の山 西浦住宅 頼成 為重
(7月2日発行)
あじさいの雨にうたれて七変化 3丁目 内堀 はるの
古希なれど二人三脚夏の宿 ロイヤル深草 芥川 昭寿
二の腕の軽くなりたる更衣 西浦住宅 西脇 一江
父の日や父の善説く父の父 西浦住宅 頼成 為重
(6月2日発行)
公園に幼児はしゃぎて端午かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
西浦に本陣かざる藤森 3丁目 内堀 はるの
たんぽぽの種は何処へ風次第 西浦住宅 頼成 為重
近江路の木造駅舎鯉のぼり 西浦住宅 西脇 一江
(5月8日発行)
手の中で草餅まろくうまれをり 西浦住宅 西脇 一江
春寒や上着脱いだり又着たり ロイヤル深草 芥川 昭寿
通り抜け手鞠桜が丸く笑み 3丁目 内堀 はるの
あな嬉し初菜園に茄子の花 西浦住宅 頼成 為重
(4月2日発行)
合格を告げに来る子の声弾む 西浦住宅 西脇 一江
春寒や上着脱いだり又着たり ロイヤル深草 芥川 昭寿
(3月3日発行)
春残しこな雪舞い散る伊勢路行く 3丁目 内堀 はるの
早春や逆富士映ゆる河口湖 ロイヤル深草 芥川 昭寿
重春近し夢からさめよ兵馬俑 西浦住宅 頼城 為重
白粥にほろりとにかし蕗の味噌 西浦住宅 西脇 一江
(2月5日発行)
生菓子や妻の立てたる福茶かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
小正月あずき粥煮る音に和ぐ 3丁目 内堀 はるの
野水仙海風に香をうばわれて 西浦住宅 西脇 一江
(1月9日発行)
床の間に少し小ぶりな鏡餅 西浦住宅 西脇 一江
初茜芥川城を偲びけり ロイヤル深草 芥川 昭寿
年ごとに減る数多き賀状かな 西浦住宅 頼成 為重
ほのぼのと初明かりしてさるの絵馬 3丁目 内堀はるの
(12月3日発行)
柚子熟れてまぶしき里になりにけり 西浦住宅 西脇 一江
わが小庭冬一番の落ち葉風 ロイヤル深草 芥川 昭寿
木の葉舞う北の方では初霜が 3丁目 内堀 はるの
桶並ぶ野沢の里や秋深し 西浦住宅 頼成 為重
(10月30日発行)
虫の庭故人を語る同期会 西浦住宅 頼成 為重
稲穂ゆれ近江平野に風わたる 西浦住宅 西脇 一江
伏見城青に染まりて秋高し ロイヤル深草 芥川 昭寿
天高く火星も近づき十五夜に 3丁目 内堀 はるの
(10月2日発行)
天高く火星も近づき十五夜に 3丁目 内堀 はるの
ハワイ島なれど異文化秋彼岸 ロイヤル深草 芥川昭寿
(9月5日発行)
話だい有り火星近づく夕涼み 3丁目 内堀 はるの
南部風鈴さやかな音を家土産に 西浦住宅 西脇 一江
潮さいの流れるままに冷夏かな ロイヤル深草 芥川昭寿
ほおずきにしばし童の老の薗 西浦住宅 頼成 為重
(8月2日発行)
初蝉や急ぐ犬止どめしばし聞き 西浦住宅 頼成 為重
ふる里は海水浴で人の波 3丁目 内堀 はるの
鉾立つや日ごとに人の繰り出して 西浦住宅 西脇 一江
梅雨明けを待ちわびておりメールかな ロイヤル深草 芥川昭寿
(7月3日発行)
紅白の盆栽みとれつ梅酒かな ロイヤル深草 芥川 昭寿胡
保育園児みんなで甘藷の苗植える メゾン深草 有井 秀太
菖蒲苑つる島かめ島むつまじく 3丁目 内堀はるの
万緑の中や一筋那智の滝 西浦町住宅 西脇 一江
(5月30日発行)
かげろうや沖の白船ゆらぎゆく 西浦町住宅 西脇 一江
胡蝶花に慣れにし妻の自慢顔 ロイヤル深草 芥川 昭寿胡
村八分あとの二分聞く蓮の庭 西浦町住宅 頼成 為重
行く春の鴨川おどりや藤の花 3丁目 内堀はるの
(5月6日発行)
葉桜に笑みて一輪こぼれ咲き
通り抜け新種の桜名札ゆれ 3丁目 内堀 はるの
大伽藍鴟尾のかがやく春の風
紅枝垂桜城址に古き櫓かな 西浦住宅 西脇 一江
講堂にお斎大寺のお開帳
お胎内闇巡り来て春日浴ぶ メゾン深草 有井 秀太
花の雲富士のすそ野にたなびけり
葉桜の並木より見ゆ山の雄ロイヤル深草 芥川 昭寿
春眠や夜なべの 後の心地よさ
夜嵐や古刹の庭に紛い雪西浦住宅 頼成 為重
紙面の都合にて次号よりお一人一句にさせて頂きます。ご了承下さい。
次回6月号は5月 日までにお願いします
(4月3日発行)
ひな祭り孫が尋ねる右大臣
春雨が半日ずらす散歩道 西浦住宅 頼成 為重
水ぬるむ新芽にきびしく花冷えす
湯の宿の膳に一輪ももの花 3丁目 内堀 はるの
日のはらむ比良の裾野の雪解け風
春の雪堂塔伽藍鎮もりて 西浦住宅 西脇 一江
卒業の晴れ着を婆がミシン踏む
縁側にちんまりと婆日向ぼこ メゾン深草 有井 秀太<
紅白の接木見とれし梅の花 ロイヤル深草 芥川 昭寿
剪定を終え来春の開花待つ
(3月1日発行)
湯気たてて骨粗しょう症の妻愛でし ロイヤル深草 芥川 昭寿
温泉に妻の笑む雪の宿
小包につるし柿あり故郷の母
年賀状「めでたくなし」と古希の朋 西浦住宅 頼成 為重
紅白梅香おる伊勢路の峠道
玄関に可憐に水仙活けられて 3丁目 内堀 はるの
百合かもめ湖の塒へ比叡越えて
小粒なる瀬田の茶店の蜆汁 西浦住宅 西脇 一江
紀元節国旗が見えず雨の路地
校門の左右葉牡丹の鉢並ぶ メゾン深草 有井 秀太
(1月10日発行) 新 春 の 句
初あかり山茶花くれない羊年 3丁目 内堀はるの
初詣燈明ゆらぐ鳥居みち 西浦住宅 西脇 一江
鉢植の七草を見てパック買ふ メゾン深草 有井 秀太
年賀状いつもと同じ人の文 ロイヤル深草 芥川 昭寿
初詣無病息災ぶと土産 西浦住宅 頼成 為重
(12月3日発行)
ロイヤル深草 芥川 昭寿
初鴨やつがい愛らし目にとまり
二人して歩めば池に鰯雲
西浦住宅 頼成 為重
かに漁のうわさ尋ねて越の国
笠の谷雪に晒して湯三昧
3丁目 内堀 はるの
リフトより比良の山なみ紅葉路
保津峡に錦織なす嵐山
西浦住宅 西脇 一江
秋刀魚焼く一びて足る二人膳
高原の視野にあまれる秋桜
メゾン深草 有井 秀太
七五三詣に神は休み無し
干し布団竿に勤めの帰り待つ
(11月8日発行)
メゾン深草 有井 秀太
糸瓜曼伸び三階に実を垂らす
運動会駆ける孫追うレンズの目
ロイヤル深草 芥川 昭寿
ハローイン子どもの世界にかえる人
赤穂草ゴルフボールを隠しけり
西浦住宅 頼成 為重
手塩数かけた見事さ飾り菊
天高く仏と語る恐山
3丁目 内堀 はるの
秋渇粟をかざりて十三夜
木犀の香りただよう主なき庭
西浦住宅 西脇 一江
堂涼し秘仏の薬師伏目にて
湖北路は稲穂の垂るる里日和
(10月10日発行)
西浦住宅 西脇 一江
闇に熔け空奪い合ふ大花火
緑陰や根本中堂寂かなり
メゾン深草 有井 秀太
早起きのすててこ路地のごみ掃除
水眼鏡子は岩陰に魚影追う
ロイヤル深草 芥川 昭寿
夕月夜からすの集いや稲荷山
赤とんぼ季節語りに飛来せり
西浦住宅 頼成 為重
象潟や西施が顰み宵芙蓉
蜩が急かすも長き気仙坂
3丁目 内堀 はるの
虫の音を聞きつつ一句がまとまらず
満月や秋の七草かぞえおり
(9月7日発行)
メゾン深草 有井 秀太
都大路曲がればかっと大西日
病院の玻璃窓青葉影揺れる
ロイヤル深草 芥川 昭寿
静寂を破りて目につく百日紅
撫子を摘みてなつかし古郷かな
西浦住宅 頼成 為重
大伽藍風の道にて暑気払い
湯上がりに心地よきかな夜の秋
3丁目 内堀 はるの
筏ゆれ波と遊ぶや日本海
帰省路の青き栗の実丹波の里
西浦住宅 西脇 一江
絵手紙の涼しき便り届きくる
緑陰や帽子に残る陽の匂い
(6月1日発行)
メゾン深草 有井 秀太
神輿曳く子ら神妙祓はれる
はぐれ泣く子の手に小さな鯉のぼり
ロイヤル深草 芥川 昭寿
八十八夜妻の留守居にごろ寝かな
山つつじ表情和む森林浴
西浦住宅 頼成 為重
道遠しされど鬼無里に水芭蕉
名無し沼逆さ富士あり水芭蕉
3丁目 内堀はるの
朝夕の三寒四温に衣替え
同窓会師弟とくべつつかづ今
西浦住宅 西脇 一江
山藤や保津の流れに手漕ぎ舟
山吹のたはみて濡るる流れあり
(5月8日発行)
西浦住宅 西脇 一江
山笑ふ水の近江の空碧し
合格を告げに来る子の声弾む
メゾン深草 有井 秀太
満水の疎水に桜枝垂れ咲く
プランターにふきのとう群る縄暖簾
ロイヤル深草 芥川 昭寿
桜狩妻も喜ぶ弁当かな
桂川渡るとしみる彼岸西風
西浦住宅 頼成 為重
洛陽やへ雨とまごう黄砂かな
黄砂風海を渡りて春霞
3丁目 内堀はるの
越冬しカラを残してアゲハ蝶
淡くとも小雨にきそう花みずき
(4月5日発行)
3丁目 内堀はるの
海向う白山かすみ雪光る
花ふくらみ残雪見ゆる加賀の里
西浦住宅 西脇一江
薬師寺の塔を遠見に春浅し
ひとり居のまどろむ茶の間春こたつ
メゾン深草 有井秀太
鉢すみれ洋館柵に掛け飾る
春酣新装スーパー人寄せる
ロイヤル深草 芥川 昭寿
比良山や遠くに浮かびて春の湖
妹のめでし野菜や春大根
西浦住宅 頼成為重
雑魚の群日向ぼっこする淀みかな
水仙や影の少なき順に咲き
(3月1日発行)
西浦住宅 頼成為重
斑鳩の朝餉多めに鬼は外
鬼は外明けて野鳩の福は内
3丁目 内堀はるの
伊勢湾に小雪舞散りかすむ海
五十鈴川陽だまりに寄る稚魚の群
西浦住宅 西脇一江
初雪や比叡寄り比良へ尾根連ね
駅伝の冬陽蹴上げて大路ゆく
メゾン深草 有井秀太
ぶっくらと公園の鳩冬日浴ぶ
老い一徹世話かけまじと蒲団干す
ロイヤル深草 芥川昭寿
今朝の春除夜の鐘きき迎えけり
野辺送り友の伴侶や冬銀河
(12月3日発行)
ロイヤル深草 芥川昭寿
傘もなく期待もせずに秋しぐれ
やや寒や橋を渡りて急ぎ足
西浦住宅 頼成為重
テロの罪科なき孤等に飢餓と寒
初雪や犬が一番われ二番
3丁目 内堀はるの
秋絵巻錦織りなす湖西線
散りももじ鯉がたわむれ池の端
西浦住宅 西脇一江
火口湖に真青に平ら鳥渡る
波荒し秋風しみる竜飛岬
メゾン深草 有井秀太
街路樹の枝を払いて天拡ぐ
ハイビスカス咲き継ぐ鉢に百余り
(11月1日発行)
ガレージに畜舎の名残虫の声 メゾン深草 有井 秀太
京の路地鉢植連ね花野なす
「大島町立日本ハワイ移民資料館にて」 ロイヤル深草 芥川 昭寿
手つかずの移民資料や秋の声
資料館小話とぎれず秋うらら
残り柿「鳥の分」とか里の仁 西浦住宅 頼成 為重
秋深し過疎の灯一つ一つ消え
山里は枝重くして柿赤く 3丁目 内堀はるの
紅葉路レインボーブりッヂ灯をつなぎ
(10月6日発行)
農協に初のお目見え丹波栗 3丁目 内堀はるの
虫の音を聞きし眠りも深みゆく
虫篭は祖父孫の手に捕虫網 メゾン深草 有井 秀太
こんもりと御陵町中に深緑
揚花火音があとから従いて消ゆ 西浦住宅 西脇 一江
塗下駄の音も拍子や踊りの輪
さわやかに友の便りや電話とり ロイヤル深草 芥川 昭寿
秋めけば冷房眠りて音もなし
三国に紅葉賜る甲武信岳 西浦住宅 頼成 為重
もみじ着て御嶽山の昼寝かな
祈願せし護摩木に映える大文字 西浦住宅 頼成 為重
胡弓の音思いは深し風の盆
遠い夏記憶の中の友を追う 3丁目 内堀はるの
再会を夢見て記憶の遠い夏
大本山入りて出るまで蝉時雨 メゾン深草 有井 秀太
盆の僧袖たくし上げバイク馳す
炎天や帽子に残る陽の匂い 西浦住宅 西脇 一江
雲の峰尾根を連ねて比良比叡
夕凪や瀬戸の大橋かもめ飛び ロイヤル深草 芥川 昭寿
大文字姪に着せたる浴衣かな
露深し五雲峰には人の影 ロイヤル深草 芥川 昭寿
梅雨はれて野ボタン咲けば妻誇り
鉾巡り湯上りほどの玉の汗 西浦住宅 頼成 為重
千年の鉾の軋みや辻回し
垣根ごしゆらゆらゆらぐさるすべり 3丁目 内堀はるの
日傘持つ手に汗ににじむ猛暑なり
梅雨明けの新装メゾン仰ぎ見る メゾン深草 有井 秀太
住民税納め葛餅買ひ帰る
あぢさいの百花に鎮む三室戸寺 西浦住宅 西脇 一江
夏帽子目深に被る七十路かな
緑陰や戸毎に架くる社家の橋 西浦住宅 西脇 一江
手料理や新茶に添える京言葉
竹の子や飯台飾る妻の味 ロイヤル深草 芥川 昭寿
夾竹桃咲く頃懐かし同期なし
子等の声弾みて梅雨の合間知る 西浦住宅 頼成 為重
初蝉やあと戻りする散歩道
句仲間の知らざるは無し莎莪の花
前回入力ミスの訂正します
水無月のパーティー華やぐバラの花 3丁目 内堀はるの
チャプチャプとベビー雨靴雨楽し
田植祭早乙女にカメラ集中す メゾン深草 有井 秀太
今は昔棚田の溝の群れ蛍
金剛水杓にまつはる苔の花 7丁目 足立 陽子
地図を指す指に尺穫尺とれず
子ども御輿ワッショイ子等に声合わす メゾン深草 有井 秀太
「子どもの日」夫妻子の奴なり
教科書の角とがりて新学期 西浦住宅 西脇 一江
木洩れ日に花片栗の濃く淡く
吸い込まるゴルフの球やさつき晴れ ロイヤル深草 芥川 昭寿
半世紀ぶりに同期の夏浅し
句仲間の知らざる話の莎莪の花 西浦住宅 頼成 為重
清麻呂の史話ほどほどに藤の花
ジャスミンの花の香り部屋に満ち 3丁目 内堀はるの
高く咲き小手毬の花見上げたり
風花や水の流れに春惜しむ 3丁目 内堀はるの
日本海向こうの岩につつじ笑む
子供御輿披露マンションロビーにて メゾン深草 有井 秀太
ぶらんこを蹴上ぐ子の脚宙に伸ぶ
芽柳や版画のやうな蔵の河岸 西浦住宅 西脇 一江
合格を告げに来る子に春日射
のどかさや古はるかに伏見城 ロイヤル深草 芥川 昭寿
深草の風音ききて暮れ遅し
連休の車形を残す花吹雪 西浦住宅 頼成 為重
菖蒲湯や懐古の尽きぬ古希の朋
姑蘇の春鐘が呼ぶなり寒山寺 西浦住宅 頼成 為重
花の宴後は野となれ山となれ
伊勢参り筆すて山に雪を見る 3丁目 内堀はるの
香おり来る夜目にもやさしく沈丁花
城石垣隙に雀の子が覗く メゾン深草 有井 秀太
「野遊」てふ銘菓を店に京老舗
静けさの比良裾野みち草青む 西浦住宅 西脇 一江
比良比叡うつす湖上や春の雪
本廟の石段のぼりて彼岸かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
三月尽退職一年通り過ぎ
春寒や手袋忘れず歩道行く ロイヤル深草 芥川 昭寿
妻の手に草むしばれて寒残る
除夜の鐘ゴンと押し出すミレニアム 西浦住宅 頼成 為重
長城や上戸の語原知る寒さ
七草の粥を煮る音に心和ぐ 3丁目 内堀はるの
初活けの梅のつぼみに色をまし
寸刻の晴れ間マンション蒲団干す メゾン深草 有井 秀太
寒風にオープンハウス幟揺る
梅ふふむ合格祈願の絵馬高み 西浦住宅 西脇 一江
うすら陽に春の香を待つ福寿草
地下鉄や 風もろともに 初電車 ロイヤル 芥川 昭寿
御陵の 松 参道に 色変えず メゾン深草 有井 秀太
不踰矩 歳の始は 好好爺 西浦住宅 頼成 為重
初つ明り 二千一年 み年なり 3丁目 内堀はる希
降り立てば木造駅舎柿の秋 西浦住宅 西脇 一江
焼鳥の串の焦けおり秋の風
木犀の香りただよう散歩かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
北山にちらちらちらと初紅葉
疎水端流れ紅葉に歩をあわす メゾン深草 有井 秀太
文化の日初日に学園祭開く
もくせいの香おりも散るや石だたみ
火まつりや鞍馬の社に舞う火の粉 3丁目 内堀はる希
高原に行く雲白し秋桜
風と来て風と去り行く赤とんぼ 西浦住宅 西脇 一江
ひたすらに同期の話や秋果盛る
同期生母校の庭に秋深し ロイヤル深草 芥川 昭寿
神苑の闇木犀の香漂う
青蜜柑味店先で確かめる メゾン深草 有井 秀太
刈り終えて出湯は里の翁会
主逝きて乾く鉢棚菊萎る 西浦住宅 頼成 為重
呼び太鼓 音に懐古の 秋祭り 西浦住宅 頼成 為重
新涼や 生きた心地の 残り草
シドニーで やわら一発 金メダル 3丁目 内堀はる希
曼珠沙華 真赤につづれる 田んぼ道
信濃旅 彩変わりゆく 山の木々 西浦住宅 西脇 一江
遠嶺に 山霧流る 信濃路
草むしり 虫の声消ゆ 夕かな ロイヤル深草 芥川 昭寿
七階に 涼しき風や 夏終る
月見の日 掲げ菓子店 団子賣る メゾン深草 有井 秀太
爽やかや 笑顔マラソン 金メダル
保育園プール槽には保母入らず メゾン深草 有井 秀太
ポップコーン幼なに還る夏まつり
旅行誌に 逃げ先探す 熱帯夜 西浦住宅 頼成 為重
北の旅 戻れば元の 熱帯夜
黄金の 風に波うつ 大江の里 3丁目 内堀はる希
琵琶湖畔 小蝶のように 萩ゆれて
大寺の 回廊きしむ 夏木立 西浦住宅 西脇 一江
大の字に 昼寝の夫 佛かほ
種なしの 葡萄や口に 二つ三つ ロイヤル深草 芥川 昭寿
うらぼんえ 亡き母に会いに五条坂
アラスカにて ロイヤル深草 芥川 昭寿
夏山に 自然の神秘 氷河見ゆ
アラスカや 雪渓深き 船の旅
茅の輪くぐり終えて水無月買い帰る メゾン深草 有井 秀太
疎水端 吊しバケツの 水を打つ
熊の湯や 源氏名もあり 螢の湯 西浦住宅 頼成 為重
蝉の尿 つらに喰らいつ 孫の守
あげは蝶 優雅な姿 花に舞う 3丁目 内堀はる希
夕立や 家路に急ぐ 夏の午後
洛中は 祇園囃子の 中にあり 西浦住宅 西脇 一江
男衆 神輿洗ひの 勇み肌
葛餅の つるりと喉に 通りよき 西浦住宅 西脇 一江
若葉して 厨子の秘佛に 香煙ゆる
料理には 妻の七癖 冷奴 ロイヤル深草 芥川 昭寿
ふるさとや 老木懐かし 柚子の花
青葉風 疎水面に 皺寄せる メゾン深草 有井 秀太
つばくらめ 橋潜りては 疎水飛ぶ
羽魚の群れ 水先するや 隠岐の海 西浦住宅 頼成 為重
※ 羽魚(うぎょ=飛び魚)
二千年 八百杉隠岐の 日除け傘
七色に 水蓮咲きぬ 竜安寺 3丁目 内堀はる希
梅雨はれて 淡路花博 レクレーション
背合わせに ささやき笑むや アマリリス
黄金色 山ぶきの道 平等院 3丁目 内堀はる希
開帳や 秘仏を仰ぎ 春のひと
青近江 蓮の群生 一望に 西浦住宅 西脇 一江
花楓 大内の都 山口市
菖蒲の日 愛でしみすずの わらべうた ロイヤル深草 芥川 昭寿
子供神輿 飾る マンションロビーにて
満水の 疎水に燕 影映す メゾン深草 有井 秀太
五月雨や 来る人もなし 芭蕉塚
生まれ出る 仕種に飽きぬ めだか守 西浦住宅 頼成 為重
古希の声 家に残して 花の宴 西浦住宅 頼成 為重
花堤 暫し天下の 千鳥足
花ふぶき 歩く足もと 花むしろ 3丁目 内堀はる希
通りぬけ 色とりどりに 花季を待つ
入学児 背幅に余る ランドセル 西浦住宅 西脇 一江
暮なずむ 淀川堤の 花菜かな
比良八荒 ゴルフの球や 右往左往 ロイヤル深草 芥川 昭寿
暖かさ グリーン上の 笑い声
買物篭 提げて桜の 道選ぶ メゾン深草 有井 秀太
ヨーイヤサ 都踊の 幕開く
清水寺お開帳 メゾン深草 有井 秀太
お開帳 記念桜の 苗木植う
お胎内 闇を巡りて 春日浴ぶ
酔うほどに 本音ちらつく 花の下 西浦住宅 頼成 為重
車型 残して雨後の 花吹雪
手まり唄 寒い日和の 春彼岸 3丁目 内堀はる希
投扇の 師に呼ばし 春の雨
参道の 絵馬かたことと 春の風 西浦住宅 西脇 一江
梅匂う 野点の席の 紅袱紗
待ちぼうけ 椿の花や ここにあり ロイヤル深草 芥川 昭寿
白椿 我が定年に 咲き染めし
風花に 活気溢るる 下校の子 西浦住宅 西脇 一江
アンテナに 雲ふんはりの 春の雪
厚底が 並ぶ名代の 焼藷屋 メゾン深草 有井 秀太
寒鴉 占む円山の 枯桜
越の国 行くほど厚し 屋根の雪 西浦住宅 頼成 為重
菜の花や 回顧にひたる 遍路旅
木々啼くや 雪吹く峠の 伊勢炉かな 3丁目 内堀はる希
疎水べり 桜一輪 見入る朝
(2月15日朝深草駅近くに咲いていました
(広島「芸州本店」にて) ロイヤル 芥川 昭寿
シクラメン 同期の集いや 祝賀会
芸州に 記念品受く 春立つ日
暖冬や 椿のつぼみ いじらしさ
大寒と いうに及ばず 下着増し ロイヤル 芥川 昭寿
越前岬 水仙稟と咲きたてり
白マスク 遠くより瞳が笑い来る 西浦住宅 西脇 一江
人並に 任す稲荷の 初詣
ホームレス 遺し塒へ 百合鴎 メゾン深草 有井 秀太
夢凍る アラカトラスの鉄格子
ヨセミテや 熊しきりとか 雪近し 西浦住宅 頼成 為重
年越して 柿の千なり 花模様
梅香る 峠の陽だまり 宇治田原 3丁目 内堀はる希
新 春 の 句
辰年や 二千年の 初明かり 3丁目 内堀はる希
初夢や 早や引退の 身となれり ロイヤル 芥川 昭寿
元旦や 我が干支の年 おだやかに 西浦住宅 西脇 一江
流れ紅葉 尽きて疎水は 冬に入る メゾン深草 有井 秀太
老い二人 未だ夢抱え 初詣 西浦住宅 頼成 為重
時雨忌や 小岩一つの 芭蕉塚 西浦住宅 頼成 為重
木曽殿も 俳句習うや 萩の庭
静原の 田畑も深く 秋みちる 3丁目 内堀はる希
深山の 電車にさそわれ 尾花の波
雲間より ちぎれちぎれの 時雨かな ロイヤル 芥川 昭寿
木枯や いつのまにやら 秋忘れ
いわし雲 鼻を寄せ合う 牧の馬 西浦住宅 西脇 一江
秋さくら 遠ざかりゆく 雲ひとつ
お山めぐり 厚底雑木 落葉踏む メゾン深草 有井 秀太
公園に 蝕なきもみじ葉を拾う
西浦住宅 西脇 一江
散歩する 夫の帽子に 赤とんぼ
赤とんぼ ちょんちょん池に 水輪生む
メゾン深草 有井 秀太
夏まつり 列なして買ふ 掻氷
夏まつり 翌日にゴミ 持越さず
西浦住宅 頼成 為重
老二人 夜長に弾む 懐古録
嵐山 紅葉に染まる 舟下り
3丁目 内堀はる希
見おろせば 天の橋立 秋の色
橋立の リフトで秋見る 日本海
ロイヤル 芥川 昭寿
初秋に 遍路のお経や 高野山
二百十日 過ぎて高野の 石仏
(ハワイ紀行)
海涼し 北斗を仰ぐ 旅の空
風の樹々 憩うピーチに 夏帽子 西浦住宅 西脇 一江
大文字 拝むマンション 屋上に
敗戦忌 司令部 今は 学園に メゾン深草 有井 秀太
(アルプス観光記念)
夏雲の 狭間に貴し モンブラン
湖に映える 逆さホルンに 撮り撮られ 西浦住宅 頼成 為重
みのり待つ 栗青々と 丹波路に
猛暑なり のうぜんかつらは涼しそう 3丁目 内堀はる希
文殊山 苔の花見ゆ 六十路かな
駅弁や 明石の味の 海鰻(あなご)寿司 ロイヤル 芥川 昭寿
紫陽花の 毬産土の 闇に浮く
マンションが 満艦飾の 梅雨晴間 メゾン深草 有井 秀太
うらぼんや ビデオで偲ぶ 黄泉の母
山の湯や 月より遠き ほととぎす 西浦住宅 頼成 為重
七夕に 願いをこめて 笹かざり
冷ややっこ お椀にゆれて 膳にのる 3丁目 内堀はる希
大掃除 鳴かずに腹ばう 小蝉かな
めずらしく 小川にめだか 半夏生 ロイヤル 芥川 昭寿
揺る鉾に 身をまかせつつ 囃子方
露店の灯 子ども天国 夏祭 西浦住宅 西脇 一江
抽出しに 薬包のごと 花の種
柿若葉 土塀の猫と目の 合へり 3丁目 井口さな江
餌ねだる 子連れ狐や 登別
残雪の 羅臼背にして 五湖めぐり 西浦住宅 頼成 為重
あじさいの 疎水べり行く 亀と猫
猫が亀について歩く姿がおもしろかった
のき下や ツバメのひなに 足をとめ 3丁目 内堀はる希
風待月 日帰り旅の 土産かな
梅雨寒や ふとんほしさに 妻を呼び ロイヤル 芥川 昭寿
月おぼろ 山くろぐろと 阿蘇五岳
夕薄暑 阿蘇の噴煙 立のぼり 西浦住宅 西脇 一江
像の背や アンベール城 朝風涼し
熱砂舞う ラクダの郷や ジャイプール 西浦住宅 頼成 為重
葉桜に おくれし一輪 笑みかわす
おにごっこ ジャンケンする子に 梅の雨 3丁目 内堀はる希
五月なる 森林浴こそ 薬なれ
さみだれや タイガース勝ち 妻にこり ロイヤル 芥川 昭寿
藤垂るる 句碑に影なす どんこ舟
柳川に 白壁土蔵 つばくらめ 西浦住宅 西脇 一江
朝市や 屈みて選ぶ 西瓜苗
母の日や 亡母の手摺れの 鯨尺 3丁目 井口さな江
一陣の 風に歓声 花吹雪
寿司店に 行列できる 花の昼 3丁目 内堀はる希
手のひらに ほのかに匂う 桜漬
異文化に 生活慣れの 春の宵 ロイヤル 芥川 昭寿
満願の さくらの札所 経流る
入学の 子のランドセル 陽をはじく 西浦住宅 西脇 一江
花の宴 今をおしむか つがい鳥
どこまでも 流れにさそわれ 花吹き 3丁目 井口さな江
またここで 云いし人来ぬ 仏生会
絵島節 胸に思いの 花の郷 西浦住宅 頼成 為重
春めける 小さき庭や 妻の声
川辺にて 風に乗せられ 春一番ロイヤル 芥川 昭寿
積む雪に 春てふ一字 書いて待つ
春来しと 川原に放つ 鳶の笛西浦住宅 西脇 一江
故里の 友の訃報や 冴返る
銅鏡の 出土の丘や 日脚伸3丁目 井口さな江
見えぬ鳥 孫が名を聞く 春霞
西国の 朱印そろいし 春の風西浦住宅 頼成 為重
野遊びや 犬もすまして 仲間入り
やよい月 花のつぼみに雪帽子3丁目 内堀はる希
「にしうら」旅行に参加しました
春浅き 夕陽もえ入る 瀬戸の海
一日に 三大大橋 渡りし春 3丁目 内堀はる希
日本ハワイ移民資料館にて
二月八日 ハワイに着きし 初移民
早春の 人の波かな 資料館 ロイヤル 芥川 昭寿
旅に出て 惹かれ購ふ 土鈴雛
水温む 川原が放つ 都鳥 西浦住宅 西脇 一江
風花や 五百羅漢の 笑い無く
底冷えの バス停足を 踏み替えつ 3丁目 井口さな江
蕉翁が 武将と眠る 雲の寺 (義 仲 寺)
行く寺は 峰の辺りか 里の雪 (善 峰 寺) 西浦住宅 頼成 為重
山冷えて 獅子座を走る 流れ星
上戸下戸 語源知らしむ 冬の長城
※ 上戸=酒をたくさん飲む人 西浦住宅 頼成 為重
振袖に 街もはなやぐ 成人の日
雪もなく 冷え込み深き 京の大寒 3丁目 内堀はる希
手に余る 薬わたさる 年の暮
初しぐれ 越の潮騒 きこえくる 西浦住宅 西脇 一江
年明けて 深草の風 頬つたう
東雲や 山岨にあり 明通寺 ロイヤル 芥川 昭寿
灯を連ね 雪の原過ぐ 終列車
平穏が 何より幸せ なずな粥 3丁目 井口さな江
新 春 の 句
初春の 卯年にちなむ しめ飾り 内堀はる希(3丁目)
柏手が 異国に響く 初日の出 頼成 為重(西浦住宅)
除夜の鐘 篝を煽る 風あらた 西脇 一江(西浦住宅)
忙しき事も生きがい 年迎ふ 井口さな江(3丁目)
初春や うさぎの年の 朝近し 芥川 昭寿(ロイヤル深草)
無住寺に 献灯点る 良夜かな
吹かれいて 笑う羅漢や 秋桜 3丁目 井口さな江
ヒラリーの 冬期ジムとか クック山
首座に着き 嵯峨菊門の 開く待つ 西浦住宅 頼成 為重
野佛の かくれおわしぬ 秋桜
湯豆腐を 待つ南禅寺 秋日さす 西浦住宅 西脇 一江
おさな子と 見上げる柿の 色もまし
稲荷山 錦織なす 赤きいろ 3丁目 内堀はる希
台風に 不慣れな妻の 今朝の秋
幹線や 美形溢れて 秋高し ロイヤル 芥川昭寿
仮設舞台 公園に建て夏まつり
夏まつり 射的に狙い定まらず メゾン 有井 秀太
秋刀魚焼く 妻の笑顔や 味かおる
山道を 歩けば語る 法師蝉 ロイヤル 芥川 昭寿
近道を行けば野草の露しとど
露天湯に ひとり聴きをり 昼の虫 3丁目 井口さな江
鏡月 懐古に浸る 影法師
一人湯や 唄えば峰に 月笑う 西浦住宅 頼成 為重
大文字 焦がす夜空に 合掌す
湖碧し 陽に燦々と ヨットの帆 西浦住宅 西脇 一江
格子戸を あければ香る おしろい花
銀色に 尾花の波や 秋みちる 3丁目 内堀はる希
「にしうら」 233号 俳 句(9月5日発行)
俳 句
盆帰省 ふる里の駅 仮の駅
母校に立ち 姉と語りし 猛暑の夕べ 3丁目 内堀はる希
船名の 波に揺れおり 今朝の秋
手を取りて 子に教えるや 盆踊り 3丁目 井口さな江
雨欲しや 万物茹だる 京の夏
五山火を 観せて見送る 京都駅 西浦住宅 頼成 為重
灼ける町 巨体きしませ 鉾の行く
地下街を 上がれば町は 鉾囃子 西浦住宅 西脇 一江
俳 句
・ 西山に 茜残して 梅雨晴るる
・ 日が昇り 茄子の濃紺 艶はじく 西浦住宅 西脇 一江
・ さるすべり ゆらぐピンクに 蝶の舞
・ 猛暑来て 風鈴の音に 涼もとむ 3丁目 内堀はる希
・ 新茶買い 茶汲み当番 夜もすがら
・ せせらぎや 川床にあり リズムかな ロイヤル 芥川 昭寿
・ 万緑や 孝子の碑立つ 小学校
・ 山小屋の 消灯八時 星月夜 (尾瀬にて) 3丁目 井口さな江
・ 鵜の自由 鵜匠の綱の 長さ迄
・ 肌の汗 潮風に拭かせて鬼ヶ城 西浦住宅 頼成 為重
俳 句
・ 淡路島 ミニチュアランドに 初夏の風
・ 明石峡 ガラスの足もと 光る海
(町内からの明石大橋レクに参加) 3丁目 内堀はる希
・ 風薫り 園児の声や 雅楽なり
・ 妻の手に 三年ものの 梅酒かな ロイヤル 芥川 昭寿
・ 街路樹の 蔭にバス待つ 薄暑かな
・ 湯の宿の 階段きしむ 走り梅雨 3丁目 井口さな江
・ 青州の 偉業の庭や 曼陀羅華
・ 鮎の香に 酒の香足りて 湯の香かな 西浦住宅 頼成 為重
- 俳 句
-
-
- ・ 山つつじ 燃ゆ花影に 飽かず佇つ
- ・ 見えかくれ 児の駈けゆけり 花茶畠 西浦住宅 西脇 一江
-
- ・ 池に映ゆ 写真の友や 花菖蒲
- ・ 円山に 葉桜変化か 小夜嵐 ロイヤル 芥川 昭寿
-
- ・ 瓜割りの 名水を汲む 竹の秋
- ・ 母の日や 孫よりキティの ボールペン 3丁目 井口さな江
-
- ・ 五月晴 海にも同じ 明石橋
- ・ 皐月苑 ワキにてシテは 姫路城
- ※ ワキ=主役の次 シテ=主役 西浦住宅 頼成 為重
-
- ・ ちまき餅 水引かけて 初節句
- ・ 雨けくる 十薬の花 強く生き 3丁目 内堀はる希
- 俳 句(歳時記)
-
- ・ 沖縄を 思い起こせし レイゴの花
- ・ 流れ行く 花散る中に タンポポが
- 3丁目 内堀はる希
- ・ 花杏 雲流れゆく 信濃旅
- ・ 花びらの 散り込む厨 開けしまま
- 西浦住宅 西脇 一江
- ・ 都鳥 帰巣本能 春深し
- ・ 妻強いる 春苺かな ビタミンC
- ロイヤル 芥川 昭寿
- ・ 語り聞く 子等に花降る 石舞台
- ・ 舞う花の 誘う飛鳥や 古史の郷
- 西浦住宅 頼成 為重
- ・ 手を挙げて 駈け来る孫や 風光る
- ・ 城跡の 幽斉歌碑に 花ふぶく
- 3丁目 井口さな江
- 俳 句(歳時記)
-
- ・ 除幕待つ 寺苑に薫る しだれ梅
- ・ 鴬や 読経流れる 句碑幕
- 3丁目 井口さな江
- ・ 北海道 北見のハッカ 待ちて春
- ・ ベランダに 可憐にエンド咲きそめし
- 3丁目 内堀はる希
- ・ 風立てば 靡く芽柳 賀茂堤
- ・ 咲く梅に 淡き日ざしの 三年坂
- 西浦住宅 西脇 一江
- ・ 彼岸会や 善男善女の 石畳
- ・ 箱庭に 雀遊びて 風まぶし
- ロイヤル 芥川 昭寿
- ・ ほたる烏賊 今朝の漁とか 越の宿
- ・ 舞い光る 小烏賊の群や 海螢
- 西浦住宅 頼成 為重
-
- 芥川 昭寿(ロイヤル)
-
- ・ 寒晴に 春を急かせよ 早春賦
-
- ・ 鯛焼や 袋に跳ねゐて 帰路一路
-
- 井口さな江(3丁目)
-
- ・ 木洩れ日を 抜けし水音 冬苺
-
- ・ 義民の碑 囲める木々の 芽吹き初む
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・ 飛ぶ毎に 順位気になる 白馬台
-
- ・ 五秒ほど 鳥に化身の ラージヒル
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・ 苞内に くれない極む 寒牡丹
-
- ・ 吹雪まう 大空に翔べ 大飛行
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・ 春浅き 伊勢の大木に 宿る神
-
- ・ 五十鈴川 香おりただよう 伊勢の梅
-
-
- 芥川 昭寿(ロイヤル)
-
- ・ベランダに 物干し竿も 日向ぼこ
-
- ・大人気に 姪の綴や 寒見舞
-
- 井口さな江(3丁目)
-
- ・雪原に 溶け入る如く 一両車
-
- ・冬麗や 影重ね合う 雑木山
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・家中が 孫の領地か 冬休み
-
- ・呉服とは 呉の服の意か 姑蘇の春
- ※1:姑蘇=蘇州=呉の国の都
- ※2:呉の服地は絹織=正絹の呉服
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・越前岬 水仙のみな 鮮やかに
-
- ・声高に 幼児肩よせ 日向ぼこ
-
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・二十日来て 女の正月 初鏡み
-
- ・ゆりかもめ 浅瀬に寄りそう 雪の中
-
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・丑よりは 寅に期待の 初詣
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・潮満ちて 宮浮かびたる 初日の出
- (安芸の宮島)
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・神杉に 賽銭はさむ 初詣
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・寅年も 新たにもゆる 初明かり
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・逃げる鮭 追う熊これぞ 北大地
-
- ・竿の先 背伸びて柿の 分岐線
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・山の宿 ちちろもなかま 露天風呂
-
- ・人住まぬ 庭に挙りて いのこずち
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・日溜りに 猫の背伸びや 秋桜
-
- ・人住まぬ 庭に挙りて いのこずち
-
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・赤トンボ 行き交う群や 渉成園
-
- ・竹生島 かすむ琵琶湖に 秋の虹
-
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・放生の つばめ一弗 ワットの子
-
- ・常夏の メコンの恵み 四毛作
- ※ 四毛作…米が年四回取れる
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・独り居の 小さきもてなし 冷やそうめん
-
- ・帰省子に 父の甚平 良く似合う
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・草木染め 展示も添えて 萩まつり
-
- ・秋暑し 携帯電話 鳴る鞄
-
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・ニガウリに 物干し取られ 竿を増す
-
- ・盛り上る 踊りカラオケ 夏まつり
-
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・船渡御や 水面に映えて 二艘づつ
-
- ・蝉の名を 図鑑に頼む 母子家庭
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・オホックの 真青に濡るる 夏の旅
-
- ・旅に出て 気楽にかぶる 夏の旅
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・爆発の 如き雷鳴 梅雨明ける
-
- ・西瓜提げ 女は長き 立ち話し
-
-
- 内堀はる希(三丁目)
-
- ・南天に 蝉のぬけがら しのばれる
-
- ・盆帰省 明りくれたり ホタル恋い
-
-
- 金丸 公昭(二丁目)
-
- ・送り火や 山に大の字 燃え浮かぶ
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・藤散って 今も昔の 中尊寺
-
- ・十和田湖や 大気新々 初夏の宿
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・祇園囃子 耳に残りし 帰り道
-
- ・鉾立や 町衆減りて ビルふゆる
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・さいはての 豪雨にけむる ラベンダー
-
- ・はまなすや アイヌの衣装 着て写す
-
-
- 内堀はるの(三丁目)
-
- ・梅雨の夜 二夜つづけて 豪雨来る
-
- ・京に来て 祇園ばやしも 相合傘
-
-
- 金丸 公昭(二丁目)
-
- ・夏越しの 輪なにごとも願なし くぐり抜け
-
- ・雨あがり 暑さ知らせる 蝉の声
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- ・弁慶の 夢も恨みも 藤の花
-
- ・丁塚を 数えつ初夏の 恐山
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- ・さみどりの 甘さ巻き込む 玉キャベツ
-
- ・長旅の 素振りもみせず 初燕
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- ・名刹へ 矢印添ひに 夏木立
-
- ・橋立を 見下す峠 風薫る
-
-
- 内堀はるの(三丁目)
-
- ・若草や 鷺が一羽 牛の背に
-
- ・蛇味線の 唄も梅雨空 仲間川
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)
- 紫陽花や 句になる程の 七変化
-
- 紫陽花の お色直しや 宵の雨
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
- 風にゆれ 菜種の花は 野の匂い
-
- 菜の花の 黄帯つらね 加茂の堤
-
-
- 金丸 公昭(2丁目)
- 夕暮れに 観とれし池の 杜若
-
-
- 井口さな江(3丁目)
- 牡丹の 紅咲き初めし 今朝の庭
-
- 千年の 欅に絡み 藤の花
-
-
- 内堀はるの(3丁目)
- ベランダを 越えてどこまで シャボン玉
-
- 目のまえを燕いきなり 飛び交わし
-
218号
- 頼成 為重(西浦住宅)
- 花の雪 車の姿 降り残し
-
- 今居らば 母に見せたし 花吉野
-
-
- 内堀はるの(3丁目)
- 水牛車 のんびり渡る 春の由布島
-
- 山そむる しだれ桜の 原谷苑
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
- 小春日に 笹風さびし 風化佛
-
- 朝靄の 晴れて浮きたる 山桜
-
-
- 井口さな江(3丁目)
- 外材の 検印滲む 春の雨
-
- 花吹雪く 山頂に立つ 忠魂碑
-
-
- 金丸 公昭(2丁目)
- 菜の花や 風に吹かれて 波の花
-
217号
- 頼成 為重(西浦住宅)
- 鬼は外 背中に豆降る 団地道
-
- 地の果てを 都を住める 寒立馬
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
- 梅しろく 薄日こぼれる 女塚 (松花堂庭園)
-
- せせらぎに 落ちて流るる 紅椿
-
-
- 井口さな江(3丁目)
- 並び立つ ビニールハウス 風光る
-
- 陶狸 呼ぶ信楽路 日脚伸ぶ
-
-
- 内堀はる希(3丁目)
- 二ツ三ツ 落ちうる椿 塀の外
-
- 銀色に 紅がらぬぎし 猫柳
-
-
- 金丸 公昭(2丁目)
- バスの中 カラオケ歌って 冬の旅
-
- 一重二重 紅白競う 梅の花
-
216号
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- 罪深し 雪舞う郷の 普賢岳
-
- 像の背に 二弗で乗れる 夏の寺
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- 大地凍て 満天星 さんざめく
-
- 木枯らしに 尖る小さき 瀬戸の波
-
-
- 井口さな江(3丁目)
-
- 脈診らる 悴める手を さしだして
-
- 地下道に ひびく靴音 冴へ返る
-
-
- 内堀はる希(3丁目)
-
- 雪解けや カラコロ下駄の音 京の町
-
- 春浅き 夜景美見入る 琵琶湖畔
-
215号
- 西脇 一江(7丁目西浦住宅)-----鳥取 大山にて
-
- 雪かつぐ 大山うす雲 裾を引く
-
- 南天の 赤葉目にしむ 雨上がり
-
-
- 井口さな江(3丁目)
-
- 笹鳴きや 和泉式部の 歌碑ほとり
-
- 福寿草 部屋に咲かせて 篭りおり
-
-
- 内堀はる希(3丁目)
-
- 雪化粧 太陽にもえる 比叡の山
-
- 七草を 煮る音に和ぐ 夕厨
-
-
- 頼成 為重(西浦住宅)-----アンコールワットにて
-
- 糧の具が 扇子一本 ワットの子
-
- 常夏の 子等素足にて 土産売る
-
- ※ ワット=寺院 アンコールワット=寺院のある町
- 見学時間約一時間半、その間ガイドの説明を聞く背に、子等が扇子で涼風を送って呉れ、暗い通路は親切に手を引き、急階段は腰を押し上げて呉れ、サービス料は一弗。
- 十才前後にして日本語と英語を上手に話す。聞けば学校で習っているとか。
- 日本も小学校から英会話を教えるべき時代になっていると感じました。
-
214号
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- 除夜の鐘 子から丑へと 干支飾り
-
-
- 西脇 一江(7丁目)
-
- 伊勢の森 青き注連縄 光溜む
-
-
- 井口さな江(3丁目)
-
- 神官に 御神酒注がれて 初詣
-
-
- 内堀はるの(3丁目)
-
- 若水を 汲みし詣でる 藤の森
-
213号
- 頼成 為重(西浦住宅)
-
- 安芸紅葉 海に宮浮く 厳島
-
- 野の仏 ともに月看る 嵯峨野かな とも=友・供・共
-
-
- 西脇 一江(西浦住宅)
-
- 橋杭の 岩に名月 波しづか(串本にて)
-
- コスモスの 中遠ざかる 乳母車
-
-
- 井口さな江(三丁目)
-
- 海までと 歩く砂丘や 秋高し
-
- 曼珠沙華 ガラシャの碑へと 継続く
-
-
- 三丁目 内堀はるの
-
- 紅葉路 錦織りなす 東福寺
-
- 下る激流 ポルトヨーロッパに 秋深し
-
212号
- 西浦住宅 頼成 為重
-
- よさこいと 鳴子の響く 城下町
-
- 湯あがりや 地酒一杯 秋の膳
-
-
- 西浦住宅 西脇 一江
-
- 赤煉瓦 青蔦からむ 運河沿
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- 無住持に 哀愁さそう 蝉かなし
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- 三丁目 井口さな江
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- 架け替えし 木の橋映る 秋の川
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- 熱き茶を ゆっくりと飲む 夜の秋
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- 三丁目 内堀はるの
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- 敬老日 母をしのびて 栗大福
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- 芭蕉路の 手をさす痛みや 栗のいが
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211号
- 頼成 為重(西浦住宅)
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- ゴビの夏 蜃気楼見ゆ 似非泉
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- 夏月夜 更に尽くせと 夜光杯
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- 西脇 一江(西浦住宅)
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- 朝厨に 母好物の むぎこうせん
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- ラベンダー 紫の香に 身を沈め
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- 井口さな江(三丁目)
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- 大雨の 大峰参道 蝉一声
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- 炎昼の 街へ開けり 自動ドア
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- 内堀はるの(三丁目)
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- 運動の あとにさわやか ラムネ水
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- 盆帰省 大風十二号 あしうばう
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