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編集長の居間にNHKのカメラが |
NHKの取材を受ける編集長 |
先ず朝7時 ピンポン、ドアーを開けるとそこにはディレクター・カメラ・録音・照明のスタッフが
それぞれの機材を担いで立っていました。事前に打ち合わせてはいたんですが、
いざ目前にするとドキッです。
キッチンでお湯を沸かして紅茶をいれ、トーストサンドをつくり、
卵を焼いて朝食をとるところから収録が始まりました。
8時 26年間続けている登校児童の交差点での誘導の様子です。
その日も寒い中を子ども達は元気で横断歩道を渡りましたが、自動車はいつもより徐行していました。
午前 部屋の掃除と洗濯物をぶらさげる。
10時30分 うずらの里児童館で、親子クラブお遊びの姿を収録です。
午後 亡き妻泰子の写真の前で介護時の様子説明。パソコンで「にしうら」の編集してるところ。
4時 買い物。今夜は肉じゃがを作る予定なのでいつも行っているサンハウスで食材の買い付けです。
お店の方もお客さんもびっくりされていました。
5時 娘の家で孫との一時を。娘は「一人ぐらしの父親について」マイクを向けられていました。
6時 用意した肉じゃがとピクルス(泰子から伝わった即席の西洋漬物)の調理です。
味見は上出来だったようです。(お世辞?)
8時 仲間と一緒のカラオケを録画。仕事を終えたスタッフも交じって一緒に乾杯しました。
録画が終わりスタッフが帰ったあと、普段通りを装っていたつもりが、やはり緊張していたのか…、
その夜は早く寝ました。
3日間で延べ十数時間のフイルムを、わずか20分そこそこに縮める編集結果が楽しみです。
放映は2月22日午後7時10分〜NHK教育TV。
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スタジオにて(遠見アナウンサー・主夫) |
去る9月13日、NHKラジオ放送「いきいき倶楽部」午前10〜11時の時間帯に、
『主夫』が在宅介護をテーマにトーク番組に出演しました。
スタジオ入り前、 どっきん どっきん です。
スタジオでは、私が書いた「主夫してます」を基に、ベテランアナウンサー二見さんの巧みな
誘導による対談形式だったので割と落ち着きました。
在宅介護体験談というと、どうしても苦労話のように取られがちなので、
出来るだけさりげなく話したつもりです。
話しの中で、この体験ををインターネットを通じてホームページにオープンしたくだりでは
「にしうら」を紹介しました。そして西浦町並びにうずらの里児童館のことを。
おかげでホームページの接続回数が増え、またメールもたくさん頂きました。
ところが、終わり頃大きなドジをしたんです。
私 泰子といつも一緒にいるつもりで粉にした遺骨をペンダントに納めています。ところが、
そのチェーンがシルバーなので、汗と汚れの目立っ夏場は首から外してウエストポーチに入れていました。
「この話、泰子さんは天国で聞いていらっしゃるでしょうね」
「私 泰子とはいつも一緒なんです ここに」
ってウエストポーチから取りだそうとしたら 無いんです。
一瞬血の気が引きました。
「無い 無い 落としたんやろうか」
生放送も忘れた私の慌てぶりを、二見アナウンサーがうまくカバーされたので
それ以上の醜態は避けられましたが…。
でも私の頭の中ではペンダントの行方のことばかり。二つとないものものだけに…
確率は昨夜のホテルのベッドの上です。
この日の念願はスタジオ見学だったので、係りの方に案内はして頂いたのですが、そこそこにして、
ホテルに駆けつけました。
確信はあったものの、フロントでペンダントと再会したときは嬉しくって涙が出そうになりました。
それを握りしめて
「泰子 ごめん」
泰子にとっては久しぶりのホテル泊、ベッドの温もりをゆっくり味わいたかったのかも知れませんね。
帰路、NHKの出演料に+して、プラチナのチェーンを購入しました。
これで永久です。
「もう絶対に放さないから」
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